テネシー州チャタヌーガのバンク・オブ・アメリカで、貸金庫の手続きをしていた従業員が顧客に刺され、発砲される事件が発生した。ラダリル・マーティン容疑者(38)は、第2級殺人未遂および重罪時の銃器所持の罪に問われている。被害者の従業員は刺し傷を負ったものの命に別状はなく、病院に搬送された。
チャタヌーガ警察は、水曜日の午後2時頃、ガンバレル・ロードにあるバンク・オブ・アメリカの支店で銃撃があったとの通報を受けて出動した。警察が駆けつけたところ、ロビーで28歳の従業員が倒れており、当初は銃撃による負傷と思われた。しかし、地元メディアが引用した宣誓供述書によると、当局はその後の調べで、被害者が刺され、殴打されたうえ、複数回発砲を受けたものの銃弾は命中していなかったことを突き止めた。被害者は病院に搬送されたが、命に別状はないという。マーティン容疑者は銀行の駐車場で発見された。宣誓供述書によると、警察の尋問に対し、容疑者は貸金庫を利用するために銀行へ入り、従業員と同じ部屋にいたと説明。その際、部屋の中で誰かが死亡しているのではないかと恐れ、それを阻止しようとして銃を抜いたままドアを飛び越え、発砲したと供述している。警察はマーティン容疑者を第2級殺人未遂と危険な重罪時の銃器所持の疑いで起訴した。現在、容疑者はハミルトン郡拘置所に保釈金57万5000ドルで勾留されており、6月9日に出廷予定である。なお、マーティン容疑者が突然激高した理由は明らかになっていない。