ワシントンD.C.の路地で暴行を受け、車で轢かれたダロンテ・ラモント・ジャクソンさん(35)が死亡した事件で、モーリス・ピエール・ホーリー容疑者(35)が第1級殺人の容疑で起訴された。当局によると、事件は5月24日に発生した。
ホーリー容疑者はノースカロライナ州ジャクソンで逮捕され、コロンビア特別区へ身柄を移送された。5月24日午後4時半ごろ、イースト・キャピトル・ストリートの3300ブロックで人が倒れているとの通報を受け警察が駆けつけたところ、ジャクソンさんが瀕死の状態で発見された。
ジャクソンさんは病院に搬送されたが、5日後に全身の鈍器による外傷が原因で死亡した。監視カメラの映像には、灰色のマツダ車が現場に停車し、その車から一人が被害者を引きずり下ろして頭部を10回踏みつける様子と、もう一人がそれを見守る様子が捉えられていた。その後、2人はジャクソンさんの脚を車で轢いてから現場を立ち去った。
捜査当局は映像の確認や目撃者への聞き取りを通じ、この車両とホーリー容疑者の関連を突き止めた。証言の一つによると、暴行の前にジャクソンさんがソーシャルメディアを通じてホーリー容疑者に性的なメッセージを送っていたという。ホーリー容疑者の予備審問は7月31日に予定されている。
現地報道によれば、本件はヘイトクライムとしては捜査されていない。