公開されたFBIの宣誓供述書により、2026年のホワイトハウス記者会主催晩餐会(WHCD)でトランプ大統領や政府関係者を標的にしたコール・トーマス・アレン容疑者の犯行計画の詳細が判明した。容疑者の移動経路や家族への脅迫メールなどが明らかになっている。これを受け、ジャスミン・クロケット下院議員はトランプ氏に対する襲撃の頻度について疑問を呈した。
4月26日にワシントン・ヒルトン・ホテルのセキュリティ検問所で発生した銃撃事件を受け、FBIが月曜日に公開した宣誓供述書から計画の詳細が明らかになった。同事件では、ポンプアクション式散弾銃を所持していたコール・トーマス・アレン容疑者がシークレットサービスにより制圧され、会場は一時避難騒ぎとなった。
カリフォルニア州トーランス出身のアレン容疑者(31)は、4月6日に同ホテルを予約し、4月21日からロサンゼルス近郊より列車で移動していた。容疑者は家族宛てに「『小児性愛者で強姦魔、そして反逆者』の罪を自分の手に負わせることは二度としない」とメールを送っていた。そのメールには「(パテル氏を除く)政権幹部:彼らは標的であり、高位の者から順に優先順位が付けられている」と記されていた。
アレン容疑者はSNSでトランプ氏をヒトラーになぞらえ、2024年7月のバトラーでの集会銃撃事件(トランプ氏が負傷し支持者が死亡)や、その後のフロリダ州のゴルフコースでの襲撃を「やらせ」だと主張していた。
ジャスミン・クロケット下院議員(民主党、テキサス州選出)は、自身のThreadsページに「銃撃事件に戻るが……これほどまでに命を狙われる『襲撃』を受けた大統領がかつていただろうか? 緩い銃規制のせいか、精神保健への資金不足のせいか、あるいは作り話なのか……誰にも分からない」と投稿した。一方で、同議員は自身の公式Xアカウントで「政治的暴力は容認できず、終わらせなければならない。今夜のWHCDに出席した全員の無事を確認できたことに安堵している」と述べ、暴力を非難した。