SNS上でのトラブルを経て初対面した若い母親を刺殺したとして、アリッサ・パーチ被告に禁錮15~20年の判決が言い渡された。事件は2023年7月、ボストン中心部で発生した。メアリー・K・エイムズ上級裁判所判事は、パーチ被告の有罪答弁を受け、この刑を言い渡した。
水曜日、メアリー・K・エイムズ上級裁判所判事は、2023年に当時21歳だったジャズリアナ・A・シェパード・ゴンザレスさんを殺害した罪で、アリッサ・パーチ被告(33)に対し、マサチューセッツ州の矯正施設での禁錮15~20年を言い渡した。当初は第2級殺人罪に問われていたが、パーチ被告は過失致死罪で有罪を認めていた。サフォーク郡地方検事局によると、事件はSNS上での敵対的なやり取りが発端となっており、パーチ被告はシェパードさんを脅迫し、挑発して喧嘩を仕向けようとしていた。両者は2023年7月20日まで、直接会ったことはなかった。シェパードさんが友人と共にボストン・コモン内のブリュワー・ファウンテン付近からMBTAパーク・ストリート駅へ向かっていたところ、午後11時34分頃、トレモント通り100番地ブロック付近でパーチ被告がナイフを持って現れ、対峙した。監視カメラの映像には、二人が争う様子が記録されており、パーチ被告はシェパードさんの顔、頭部、胴体を数回刺した。シェパードさんは病院へ搬送されたが、傷が深く死亡した。パーチ被告はMBTAの公共交通機関を使って逃走したが、2023年11月4日にドーチェスターで逮捕された。判決言い渡しでは、シェパードさんの家族が被害者影響陳述を行い、周囲の誰からも愛される人柄であったと語った。エイムズ判事はパーチ被告に対し、この行為を無意味なものと厳しく指摘し、被害者の子供や家族に永続的な悪影響を及ぼしたことに言及した。判事は「あなたがこの家族に何をしたのか、その結果を今こそ理解してほしい」と被告に語りかけた。サフォーク郡のケビン・ヘイデン地方検事は、今回の殺害を「無意味で理解しがたい暴力行為」と評し、愛する家族を失った遺族の悲しみと思いに敬意を表した。