富山外国語学院で、2011年のニュージーランド地震から15年を追悼する式典が日曜日に開催された。この地震で同校の学生12人が死亡した。約100人が参加し、黙祷を捧げた。
2011年2月22日のニュージーランド・クライストチャーチ地震は、185人の死者を出した。この災害で日本人28人を含む犠牲者が出た中、富山外国語学院の学生12人が現地の語学学校で勉強中に校舎の崩壊により亡くなった。
日曜日の追悼式は、地震発生時刻の午前8時51分に黙祷が行われ、遺族や現役の学生・職員が出席した。新型コロナ禍前の規模に戻り、約100人が集まった。
学校長の南嶋一氏(仮名)は式辞で、「突然の災害で失われた貴重な命への悲しみは言葉に尽くせない。私たちは彼らの叶わぬ願いを心に刻み、物語を後世に伝える」と述べた。
式後、70歳の横田正継氏は、19歳の娘サキさんを失った悲しみを語った。「同年代の子供たちが楽しげに歩くのを見ると、孤独が深まる。もう一度会いたい」と。
校舎崩壊については、地元調査機関が設計上の欠陥などを指摘した報告書を公表。警察も捜査したが、証拠不足で刑事告訴を見送った。
この式典は、犠牲者の記憶を風化させず、教訓として伝える機会となった。