米モンタナ州で、数百万ドル相当の土地の相続をめぐる争いから隣人を殺害したとして、72歳の男に禁錮60年の判決が言い渡された。ジェームズ・フィリップ・ローレンス被告は4月、エド・ローダーさんの死亡に関し、計画的殺人および証拠隠滅の罪で有罪を認めていた。
ジェームズ・フィリップ・ローレンス被告は、殺人罪で50年、証拠隠滅罪で10年の刑を言い渡された。刑期は併合して執行される。検察側は殺害を計画的なものと主張した一方、弁護側は突発的な犯行だったと訴えた。
事件は、2024年9月4日にローダーさん(67)がポーソンの自宅から失踪したことで発覚した。捜査当局は現場で血痕や眼鏡、薬莢を発見した。ローレンス被告は2024年8月30日ごろにローダーさんを射殺し、遺体をジャッコ・キャニオンに遺棄したことを認めた。被告は9月6日に警察を遺体発見現場へと案内した。
遺言書では、80エーカーの土地の主な受取人にローダーさんが指定されていた。ローレンス被告と妻はそれぞれ5000ドルしか受け取れない予定だった。ローレンス被告は取り調べに対し、不当な扱いを受けたと感じたと語り、「どうせ終わりだ。そうだ、私がやった」と供述していた。
ローダーさんの息子であるグレッグ・ローダーさんは法廷で、父親は生涯をかけて地域の人々を助けてきたと語った。裁判官は法律で認められる最高刑を言い渡した。