ネブラスカ州公営電力局(NPPD)は、新型原子力発電所の建設候補地として4つの地域を特定した。過去に風力発電や太陽光発電プロジェクトへの反対運動が見られた地域だが、今回の原子力発電計画に対しては住民の多くが支持を示している。
ネブラスカ州公営電力局は先月、候補地の最終リストを発表した。現在、ゲイジ郡に加え、ビアトリス、サザーランド、ノーフォーク、ブラウンビルの周辺地域が検討対象となっている。
かつて風力タービンへの反対運動を主導したゲイジ郡住民のラリー・オールダー氏は、今回の原子力発電計画を支持すると述べた。同氏は「素晴らしいアイデアだと思う。原子力エネルギーは好きだ」と語り、その効率性と土地占有面積の小ささを理由に挙げた。
他の地域のリーダーたちからも同様に、計画に対して前向きな姿勢が報告されている。マディソン郡のコミッショナーを務めるトロイ・ウリア氏は、限定的ながら反対の声も高まりつつあると指摘した一方、サザーランド村の村議会議長スコット・メイヤー氏は、安全性に関する懸念は教育を通じて解消できると述べた。
NPPDのトム・ケント最高経営責任者(CEO)は、同社が立地許可の取得に向けて2700万ドル以上の連邦資金を獲得したと説明した。また、小型モジュール炉と大型炉の両方を検討しており、手続きには10年かかる可能性があるとしている。