Paul Smith’s Foundationが支援する3人のデザイナーが、Tate Galleriesとコラボレーションした限定Tシャツを4月23日に発売する。このプロジェクトは同財団の「Fashion Residency」プログラムの一環であり、新進気鋭のクリエイターに商業的な製品開発を指南することを目的としている。財団ディレクターのMartha Mosse氏は、今回の取り組みと参加者への継続的な支援について詳細を語った。
18ヶ月以上にわたり「Fashion Residency」を通じて自身のブランドを発展させてきたPaolo Carzana、Karoline Vitto、Yakuの3氏は、Tate Galleriesの芸術作品から着想を得てTシャツをデザインした。Martha Mosse氏は、このパートナーシップが委託から工場生産に至るまでの過程をカバーする有償の商業経験を提供していると説明した。Mosse氏は「重要なパートナーと共に新製品を市場に送り出す過程をガイドするための設計です」と語った。2024年にロンドン市長およびProjektと提携し、British GQとCity of London Corporationの支援を受けて開始された「Fashion Residency」は、6人のデザイナーに対し、ロンドンのスミスフィールドにあるスタジオを18ヶ月間無料で提供するほか、法律問題、Eコマース、ブランディングなどに関する80時間のビジネススキル研修を行っている。2024年に始まった第一期生は、Culture Mile BID、SET、Travelodgeとの提携により、市場価格への移行を容易にするための低額家賃でリバプール・ストリートの新しいスタジオへ移転した。Mosse氏はOsborne Clarkeによる法律研修が最も人気があると強調し、Paolina Russoが知的財産契約の交渉を行った例を挙げた。またMosse氏は、同財団のモデルが創業56年の自身のブランドの株式80%を保有し続けるPaul Smith氏の成功から学んだものであると指摘した。第二期生のデザイナーの一人であるHarriは、パターンカットにAIツール「Cloud3D」を活用し、ハンドメイドの要素を維持しつつ工程の迅速化を図っている。