イ・ジェミョン大統領は6日間にわたるインドとベトナムへの歴訪を終え、4月24日に帰国した。今回の首脳会談では、中東情勢の不透明化を背景に、エネルギーやサプライチェーン分野での連携強化が焦点となった。両国との間では、貿易額の倍増と戦略的関係の深化を目指す合意がなされた。
イ・ジェミョン大統領は4月24日金曜日、6日間のインドとベトナムへの歴訪を終え、ソウルに帰国した。今回の訪問は、米国とイランの紛争によるホルムズ海峡の混乱など、中東情勢の不安定化に対抗するため、エネルギーおよびサプライチェーン分野における戦略的協力に重点を置いた。
ニューデリーでは、イ大統領はインドのナレンドラ・モディ首相と首脳会談を行い、重要鉱物、エネルギー、人工知能(AI)、金融、造船分野での経済関係強化で合意した。双方は、現在の250億ドルである二国間貿易額を2030年までに500億ドルへと倍増させるため、包括的経済連携協定(CEPA)のアップグレードに向けた協議を加速させることで一致した。共同造船所の建設準備を含む15件の了解覚書(MOU)が締結された。
ハノイでは、イ大統領はトー・ラム国家主席と会談した。これはラム氏の大統領選出後、初の外国首脳の訪問となった。両氏は、エネルギー、インフラ、技術、サプライチェーンにおける協力強化で合意。昨年の946億ドルから2030年までに1,500億ドルへと貿易を拡大させる目標を再確認し、12件のMOUが締結された。韓国電力公社(KEPCO)とベトナムの国家産業エネルギーグループは、原子力発電の実現可能性調査と資金調達に関する契約を結んだ。
イ大統領とラム国家主席は、両夫人が同席する中、ユネスコ世界遺産であるハノイのタンロン遺跡を視察し、親睦を深めた。ウィ・スンラク国家安保室長は、今回の訪問がグローバルサウスとの関わりを深めるための礎石となったと語った。