6月29日に行われたウィンブルドン選手権の男子シングルス1回戦で、ヤニック・シナーがミオミル・ケツマノビッチと対戦し、第3セット中に転倒して右足を負傷し出血するアクシデントに見舞われたものの、フルセットの末に勝利した。世界ランキング1位のシナーはメディカルタイムアウトを拒否し、4-6、6-3、6-7、6-2、6-3で逆転勝ちを収めた。
シナーは第1セットを落としたものの、第2セットを奪い返してタイに戻した。第3セット、リターンを打とうとした際に転倒して右足を負傷し、シューズが血に染まる場面もあったが、試合のリズムを崩すことを避けるため、メディカルタイムアウトは取らなかった。セルビア出身のケツマノビッチがタイブレークの末に第3セットを先取したが、その後はシナーが試合を支配した。シナーは第4セットで2度のブレークに成功し、第5セットの第6ゲームでもブレークを奪って勝利を決定づけた。試合後、シナーは怪我について「爪を痛めただけです」と軽傷であることを強調し、「ミオミールのリズムを乱したくなかった。お互いに良いリズムでプレーできていたと思う」と語った。次戦の2回戦ではヌーノ・ボルジェスと対戦する。