SpaceXのFalcon 9ブースターが35回目の飛行で再使用記録を更新

SpaceXのFalcon 9第1段ブースター「B1067」が月曜朝、29基のStarlink衛星を搭載し、35回目のミッションを完了した。5年以上前に初飛行したこのブースターは、大西洋上のドローン船に無事着陸した。

「B1067」と名付けられたこの機体は、2021年6月に国際宇宙ステーションへの貨物輸送ミッションで初飛行した。それ以来、主にStarlink関連のミッションに従事し、現在ではSpaceXの機体群の中で最多飛行記録を保持している。SpaceXはFalcon 9ブースターを各40回まで飛行可能にするという目標を掲げている。同社はこれまでも実績のあるブースターを安全に運用し続けており、この目標回数がさらに引き上げられる可能性も出てきた。参考までに、B1067が初飛行した2021年以降、United Launch AllianceはAtlas V、Vulcan、Delta IV Heavyロケットを使用して計29回の打ち上げを実施した。この再使用されている1基のブースターだけで、それら使い捨てロケットの合計よりも多くの質量を軌道上に送り届けたことになる。Falcon 9プログラムの成功は、NASA向けの有人・貨物飛行やStarlinkコンステレーションの展開など、SpaceXの事業を支える基盤となっている。

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