SpaceXは、機密性の高い「Starfall」システム向けのデモンストレーション用カプセルを、フロリダ州ケープカナベラルから地球低軌道へ打ち上げた。今回の打ち上げは、宇宙空間で製造された貨物を地球へ持ち帰ることを目的とした技術の初期試験となる。
カプセルは現地時間の午前6時50分ごろ、Falcon 9ロケットに搭載されて打ち上げられた。ロケットのブースター段は、分離後に大西洋上のプラットフォームへ着陸した。
Starfallは、直径約3メートルの窓のない小型機体に最大1トンの積荷を運べるよう設計されている。カプセルは貨物セクションと炭素繊維製の耐熱シールドで構成されており、大気圏再突入時には圧縮ガスを使用して姿勢制御を行う。
5月に公表された連邦航空局(FAA)の評価書では、同プロジェクトについて宇宙空間を通じた物資の輸送と配送を可能にするものだと説明されている。SpaceXは、同システムが科学研究や宇宙空間での製造活動を支えることになると述べている。
カプセルの軌道滞在期間や、カリフォルニア沖1,300キロメートルの太平洋上への着水予定時刻といった詳細については、現時点で公表されていない。