ロボットアームを搭載した宇宙船が今週打ち上げられ、静止軌道上の衛星をメンテナンスするミッションを開始した。ノースロップ・グラマンが製造した「ミッション・ロボティック・ビークル(MRV)」は、スペースXのファルコン9ロケットによって打ち上げられた。
ミッション・ロボティック・ビークルは、火曜日にフロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から軌道へ向けて打ち上げられた。このフライトには3つの「ミッション・エクステンション・ポッド」も搭載された。これらのペイロードが赤道上空2万2000マイル(約3万5400キロメートル)を超える運用軌道に到達するには、約1年かかる予定である。
MRVにはDARPA(国防高等研究計画局)のプログラムの下で開発された2本の柔軟なロボットアームが搭載されている。これを使用してクライアント企業の衛星にポッドを取り付け、運用寿命を延ばす計画である。ノースロップ・グラマンは、SESおよびオプタスとの間でこのサービスに関する商業契約を締結済みである。
この宇宙船は、メンテナンスを想定して設計されていない衛星の点検、修理、アップグレードを行うよう設計されている。地上チームはアームの広範な試験を行ってきたが、エンジニアは微小重力環境下での動作には課題があるとも指摘している。
米宇宙軍も、少なくとも1機の衛星でMRVを利用する計画を立てている。ミッションの期間は10年から13年になると見込まれている。