『スプラトゥーン レイダース』の開発チームは、初期プロトタイプが侵略や搾取のテーマを想起させたことを受け、ゲームのビジュアルの方向性を変更した。リゾート地のような島という設定から、不気味な環境へと焦点をシフトさせるための変更となる。発売日は予定通り7月23日を維持する。
アートディレクターの園山晃二氏は、当初のコンセプトについて、プレイヤーが辺境の島に上陸し、シャケたちを襲ってその財宝を奪うというものだったと説明した。チーム内からはこれらの生物に対する同情の声が上がり、設定とトーンの再考を促すきっかけとなった。サウンドディレクターの田村シュウ氏は、冒険的な雰囲気のBGMが無実の存在を標的にしているという感覚を助長していたと指摘。チームは予測不能な展開や地殻変動を強調するデザインへと調整を行った。スパイラル諸島の塩分が原因でシャケたちがより攻撃的になったという設定も盛り込まれた。この物語的要素により、同諸島はスプラトゥーンの世界におけるスプラッツビルから、場所的にも雰囲気的にも遠く離れたものとして位置付けられる。今回のアップデートでは、シャケの種類や地形といった核となる要素はそのままに、体験に不気味な感覚が加えられた。