メイン州の民主党は、元州上院議長のトロイ・ジャクソン氏を米上院選の候補者に選出した。同氏は11月の中間選挙で、現職の共和党スーザン・コリンズ氏と対決する。
5世代続く木材伐採業者であり労働組合の組織者でもあるジャクソン氏は、辞退した前候補の後任として指名された。同氏は進歩的な政策を掲げており、真の労働者階級の代表として評されている。
この選挙戦は、上院での過半数獲得を目指す民主党にとって極めて重要な意味を持つ。上院歳出委員会で委員長を務めるコリンズ氏は、これまでも厳しい選挙戦を勝ち抜いてきており、人口140万人の同州において強力な資金調達力を維持している。
選挙まで100日を切る中、約5カ月前に始まったイランとの不人気な戦争が選挙戦の背景にある。最近の世論調査では、一部の共和党支持者の間でも支持が低下しており、石油や食料品の価格高騰が経済への懸念を強めている。
共和党は、豊富な選挙資金や、中間期に行われた選挙区再編の結果として競争の激しい下院選挙区が減少したことなど、構造的な優位性を保持している。