ドナルド・トランプ大統領はFox Newsに出演した際、バラク・オバマ前大統領の対イラン政策について厳しい見解を示そうとしたが、突然言葉を切り、「それはまた別の機会にする」と述べるにとどめた。
ドナルド・トランプ大統領はFox Newsの出演時、歴代の米大統領がイランの台頭を許してきたと主張し、バラク・オバマ前大統領を「最悪」と名指ししたところで発言を中断した。
トランプ氏は、「47年間」にわたり歴代大統領は「状況に流され」、イランが「ますます強力」になる中で行動を起こせなかったと述べた。その上で、「クリントンは彼らを放置し、ブッシュも彼らを放置した。皆が放置したのだ」と特定の歴代大統領を批判した。
オバマ氏の話題に移ると、トランプ氏は「オバマは最悪だった。なぜなら、オバマは実際に彼らの側に回ったからだ」と語った。続けて「オバマは、つまり、彼は……」と言いかけたところで、「いや、言うのはやめておこう。やめておこう。それはまた別の機会にしよう」と話を遮った。
同番組内で、トランプ氏はオバマ政権が2016年にイランと合意した総額17億ドル(元本4億ドルと利息13億ドル)の和解金にも言及した。これは1979年以前の武器購入に端を発する長期にわたる国際的な債権紛争に基づくものだ。この和解は2016年1月17日に発表されたが、同日は米国とイランがイランに拘束されていた数人の米国人に関する囚人交換合意を公表した日でもあった。
トランプ氏を含む共和党関係者らは、この発表のタイミングや外貨の送金方法が身代金の支払いに似ていると批判している。一方、オバマ政権や外部の専門家らは、この金銭は法的和解の一部であり、米国の制裁や銀行規制により通常の金融ルートで資金を移動させるのが困難であったためであると説明している。
オバマ氏の広範な中東政策(2015年のイラン核合意や2009年6月4日のカイロ演説への反応を含む議論)を巡る論評は、長年にわたり対イラン政策に関する党派間の論争の的となってきた。