Undead Labsのスタジオヘッドを務めるPhilip Holt氏は、『State of Decay 3』の2020年の発表トレーラーが、ゲーム開発が始まる前に制作されたプリレンダー形式のコンセプト映像であったことを明かしました。同氏は最近のインタビューで、当時のプロジェクトはWord文書で存在するのみで、チームの規模も12人以下だったと語っています。また、トレーラーに登場したゾンビ化した鹿のような要素は、製品版には登場しないとのことです。
『State of Decay 3』は、2020年の「Xbox Series X/S」発表会でシネマティックトレーラーと共に初公開されました。この映像にはゲームプレイの様子は含まれておらず、ゾンビサバイバルシリーズとしての物語の広がりを示唆するものでした。2026年5月のアルファテスト実施発表を受け、Sunny Gamesのインタビューに応じたUndead LabsのPhilip Holt氏は、Blur Studioが制作した当時のトレーラーは実際の開発状況を示すものではなく、初期コンセプトを表現したものであったと認めました。Holt氏は「あのトレーラーが制作されていた当時、ゲームもゲーム開発チームも存在していませんでした。本当に初期段階で、ゲームの内容はWord文書の中にしかなかったのです」と振り返っています。また、トレーラーのアイデアの一部は引き継がれているものの、印象的なゾンビ化した鹿を含む動物の要素などは、チームの拡大や開発の進行とともに破棄されたと説明しました。2022年、開発者らはKotakuに対し、当時Microsoftがスタジオ側に期待感を高めるためのトレーラーを要求したため、発表の準備ができていなかったチームを困惑させたと明かしていました。ある開発者は当時、「発表したくはなかった。その時点では、どんなゲームになるのかさえ分かっていなかったからだ」と語っています。こうした手法は、Microsoftが過去にXbox One向けに公開したものの開発が頓挫した『Phantom Dust』のプリレンダー映像の件を彷彿とさせます。なお、2020年のイベントでは他にも、現在は開発中止となっているRareの『Everwild』や、今秋発売予定のPlayground Gamesの『Fable』などが紹介されていました。