オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブは6月17日、2026年ウィンブルドン選手権男子シングルスのワイルドカード(主催者推薦枠)を発表した。グリゴール・ディミトロフとスタン・ワウリンカがリストの筆頭に名を連ねた一方、ニック・キリオス、ガエル・モンフィス、ダン・エバンスはシングルスの出場枠から漏れた。
8名の招待選手には、ジェイコブ・ファーンリー、アーサー・フェリー、ジャック・ピニントン・ジョーンズ、トビー・サミュエル、フェリックス・ギル、ハリー・ウェンデルケンといった英国勢が含まれている。怪我の影響でランキングを169位まで下げたディミトロフは、途中棄権に終わった昨年に続き、再び同大会への挑戦権を得た。41歳のワウリンカは、引退シーズンとなる今大会への招待を受けた。エバンスはヘンリー・サールとのペアでダブルスのワイルドカードを獲得したが、ウィンブルドン最後となるシングルスの出場は逃した。2022年準優勝のキリオスやモンフィスら、近年の出場機会が限られていた大物選手は選出外となった。ランキング400位以下のギルやウェンデルケンの選出は、英国の若手育成を目的とした異例の抜擢として注目を集めている。大会は6月29日に開幕し、ヤニック・シナーがタイトル防衛に挑む。また今大会から、一部のコートでビデオ判定が導入される。