Wuling Mini EV が10月にテスラ Model Y を上回り世界販売首位

2025年10月、中国のコンパクトな Wuling Mini EV が世界的にテスラ Model Y の販売を上回り、手頃な価格の電気自動車へのシフトを示した。世界のプラグインビークル登録台数は前年比10%増の190万台超となった。テスラにとっては、主要地域での市場減速の中で厳しい月となった。

2025年10月は電気自動車市場の変貌を象徴し、小型 Wuling Mini EV が世界登録台数61,515台で販売首位を獲得した。この中国で人気のマイクロカーは、テスラ Model Y(53,320台、前年比37%減)を上回った。テスラ Model 3 はさらに振るわず、14位の19,961台(同25%減)で、3年ぶりの最悪パフォーマンスとなった。

プラグインビークル全体の市場は2024年10月比10%増の190万台超となったが、地域差が顕著だった。米国では登録が前年比ほぼ50%減少し、テスラの低迷に寄与。中国は7%増にとどまり、欧州は38%増、その他地域は35%増で、トルコ(157%)とインドネシア(101%)が目立った。

バッテリー電気自動車(BEV)は世界自動車市場の19%を占め、プラグインハイブリッド(PHEV)を加えると28%に上昇。PHEVは世界で5%減の約60万台で、主に中国の11%減が原因。中国を除くと19%増となった。

中国ブランドがランキングを独占。GeelyのXingyuanが3位超44,000台、BYDは4位から11位に7モデルをランクイン。新規参入のXiaomi YU7 SUVが7位超33,000台でデビュー、BYDの高級Fang Cheng Bao Tai 7 SUVが2カ月目で20,000台のトップ20入り。

ブランド別ではBYDが22.2%シェア(9月から微減)、Geely 127,000台、Wuling 102,000台で初の6桁。テスラは約76,000台納入、前年比36%減で2022年7月以来最弱。小規模勢のLeapmotorは70,000台を達成し、イスラエルやポーランドなどへの輸出が後押し。

今後、テスラ Model Y とBYD Songが2025年通年販売首位を争う見込みだが、Model 3はGeely Xingyuanの圧力に晒される。予測ではGeelyモデルが2026年にModel 3を抜き、Model 3はこのセダンが2027年までにWuling Mini EVやBYD SeagullなどのライバルにトップEVの座を譲る可能性がある。

このウェブサイトはCookieを使用します

サイトを改善するための分析にCookieを使用します。詳細については、プライバシーポリシーをお読みください。
拒否