ズーハイル・ムラドは、ミステリーと二面性をテーマにした2026年秋のオートクチュールコレクションを発表しました。デザイナーは、ダークな色調と精巧な職人技が光る「夜の秘密の庭」を表現したと説明しており、ランウェイでは力強さとロマンティックさを兼ね備えたデザインが際立ちました。
ズーハイル・ムラドはショーの舞台裏で、今回のテーマについて「少しのミステリー」を込めたと語りました。彼は、誰にでも必要な「秘密の庭」があるように、すべてをさらけ出す必要はないと述べています。
コレクションでは、ディープグリーン、バーガンディ、ムーングロウ、グラデーションのブラックといった深みのあるダークカラーが多用されました。ムラドは、強く自立した側面と、純粋な心を持つロマンティックな側面という、女性の持つ対照的な性格を表現することを目指しました。
ベルベットのジャケットのボディにはバラの生い茂る庭があしらわれ、ハーフアップリケのイブニングドレスには夜のヒバリが装飾されました。ブラッシュサテンのビスチェドレスには真夜中の蝶が舞い、スパンコールやビーズが施されたチュールの上には羽のケープが羽織られました。
ほぼすべての衣装は軽やかな動きを見せていましたが、モデルの唇を覆うように付けられた蝶のアクセサリーについては、気が散るという批判の声も上がりました。