エリー・サーブは7月8日、パリで2026年秋のクチュールコレクションを発表した。シュルレアリスムの仮面舞踏会やサルバドール・ダリの作品からインスピレーションを得ており、花柄のモチーフやテーラードの要素が各ルックに取り入れられている。
エリー・サーブはシュルレアリスムを核心的な影響源として挙げ、「夢を現実にすること」だと語った。また、流れに身を任せることが必要だと付け加え、今回のコレクションの手法を「少しいたずらっぽい」と表現した。コレクションは、リチャード・バートンやエリザベス・テイラー、ミア・ファローらが参加した1966年のトルーマン・カポーティによる「白黒舞踏会」といった歴史的な仮面イベントを想起させる内容となった。ムードボードには、ルネ・マグリットの作品やダリの「瞑想する薔薇」なども含まれていた。注目すべきデザインには、黒いバラのモチーフがあしらわれたアイボリーのドレープドレスや、黒からボルドーへと変化するグラデーションにオンブレ・ビーズを施したベルベットのドレス、アイリスや蝶の羽を模したビスチェなどが挙げられる。ショーでは男女向けのテーラード・スモーキングジャケットも披露された。