デザイナーのジュリー・ド・リブランが、昨日パリ左岸のスタジオ・リチュエルで2026年秋オートクチュールコレクションを発表した。ショーではピラティスの器具の間をモデルが歩くなど、ウェルビーイングの要素が取り入れられた。
ジュリー・ド・リブランはゲストに対し、靴を脱いでピラティスリフォーマーの間に敷かれたジュートのカーペットの上に座るよう求めた。彼女はこの環境を自身の個人的な儀式になぞらえ、つい呼吸を忘れてしまうことがあるため、心と体の調和に集中するための空間として利用していると語った。
スタジオ創設者のヴェレナ・トレメルがリズムを刻む中、モデルたちは器具の間を通り抜けた。披露されたルックは、シルバーのスパンコールメッシュドレスから、ダンスにインスパイアされたフューシャピンクのラッフルガウン、そしてメタリックなフリンジが幾重にも重なるものまで多岐にわたった。
アップサイクルされた作品には、複数の白いシャツを組み合わせてデニムジャケットと合わせたドレスや、ロゼット(バラの飾り)をあしらったジレ、過去のクチュールツイードを再構築したジャケットなどがある。他にもシフォンや、スパンコールを施した立体的なラフィア、宝石があしらわれたベルト付きのシルクブロケードのアイテムなどが登場した。
このコレクションは、構造的なトレンドの中で立ち止まり、呼吸をすることの重要性を思い出させるものとなった。