キャデラックは、2026年シーズンに向けたスーパーボウルでデビューしたFormula 1リバリーお披露目ビデオの制作を説明する舞台裏ビデオを公開した。制作では仮想スタジオ技術を使い、チームのアメリカンルーツとグリッドへの道のりを強調。チームリーダーはバーレーンでの最近のテスト進捗に満足を表明した。
2026年にGeneral Motorsの支援を受けて11番目のチームとしてFormula 1に参入予定のキャデラックは、高プロファイルのスーパーボウル広告で初のリバリーを公開した。お披露目ビデオは、DisneyのThe Mandalorianで使用されたような仮想プロダクションスタジオで制作され、巨大スクリーンが動的な背景を投影し、車体にリアルな照明と反射を映し出した。 CEOのDan Towrissは、このプロジェクトを「想像できる最大のアンダードッグストーリー」と表現した。彼は、チームが史上最大の舞台で前例のない方法でリバリーを披露することを目指したと述べた。ビデオには、キャデラックのアメリカンアイデンティティを強調するため、1962年のジョン・F・ケネディ大統領の月面着陸演説が組み込まれた。 監督のSam Pillingは、「未来志向」の雰囲気を目指し、チームの参入プロセスにかけた「血と汗と涙」を捉えた。VFXスーパーバイザーのAndrew Proctorは、F1ファン向けにカメラ内要素と正確性が重要だと強調し、同スポーツの細部へのこだわりを指摘した。 Towrissは広告の費用を約2000万ドルと見積もり、チームは3年目に運営でトントンになるとの見通しを示した。彼は「運用ベースでチームが黒字化したりキャッシュベースでトントンになるまで、おそらく数年かかるだろう」と述べたが、予測を上回っていると付け加えた。 Pillingは、ビデオがキャデラックのF1参入への興奮を呼び起こし、アメリカンファンに誇りを植え付けることを目指すと締めくくった。一方、チームプリンシパルのJames Lowdonは、バーレーンのプレシーズンテスト初回を「非常に生産的」と評し、3日間のサキールセッションでの進捗に満足を表明した。