中国、台湾問題めぐる日中対立で日本への団体旅行を制限

中国政府は、日中間の台湾をめぐる対立が続く中、旅行代理店に対し日本への団体旅行の削減を指示している。一つの代理店は従来の60%に減らすよう命じられ、もう一つは全販売の中止を求められた。この措置は、北京の日本旅行自粛要請への対応を促す狙いがある。

中国政府は、首相の高市早苗氏の台湾に関する発言をめぐる日中間の緊張が高まる中、国内の旅行代理店に対し日本への団体旅行を大幅に削減するよう指示を出した。複数の情報筋によると、一つの代理店は従来の水準の約60%に頻度を下げるよう命じられ、もう一つの代理店はすべての販売を中止するよう促された。

この措置は、中国の習近平政権が11月14日に国民に対し日本訪問の自粛を勧告したことに続くもので、代理店への指示はその直後に行われた。一つの主要な国有代理店はすべての団体旅行の取り扱いを停止するよう命じられ、即時販売を中止したものの、当局が店舗を訪れて遵守状況を確認し、従わない場合の罰則を警告した。

中国メディアによると、来月の日本行き便のうち2,195便、全体の40.4%がキャンセルされる予定だ。団体旅行を依然として販売している代理店の担当者は、「便のキャンセル可能性があるため、日本訪問をおすすめしない」と語った。

高市首相の発言は国会での台湾有事に関する議論に端を発し、東京と北京の関係を悪化させた。このような非公式的な圧力は、日中間の観光交流に影響を及ぼす可能性が高い。

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