現在、7カ国の途上国が、台風や豪雨などの自然災害への備えを強化するため、中国のAIを活用した気象警報システム「媽祖(Mazu)」を導入している。
中国気象局の首席エンジニアである潘進軍氏は、同システムについて、途上国向けに最適化された早期警戒サービスを提供するものだと説明した。媽祖の全機能はパキスタン、ジブチ、エチオピア、ヨルダン、モンゴル、ソロモン諸島、スリランカで導入されており、日常的な運用に組み込まれている。また、パブリッククラウド版はグローバルサウスの40カ国で試験的に運用されている。海の女神「媽祖」にちなんで名付けられたこのシステムは、世界的な利用を想定して設計されており、昨年の上海での世界人工知能大会(WAIC)で初めて公開された。