オーストラリア出身のデザイナー、エドワード・カミングがパリのショールームで2027年春のレディ・トゥ・ウェアコレクションを発表した。「Calm Down」と題されたこのラインは、彼特有の大胆なスタイルよりも静かなアプローチを目指したものとなっている。
カミングは、イタリアのデザイナー、リナ・ボ・バルディのブラジルの自邸を写した一枚の写真からインスピレーションを得た。コレクションには、クリーミーなダマスク織、きらめくジャカード、金属糸を織り込んだリネンなど、インテリア用テキスタイルが取り入れられている。
今シーズンは、構築的なグレーのウールスーツに、シャギーなゼブラプリントやオレンジ色のタイガーグラフィックTシャツといったワイルドな要素を組み合わせた。ひときわ目を引いたのは、コルベット・レッドのキュプラ素材のスリップドレスに、薄いグレーの生地を重ねて淡いパープル効果を生み出したルックである。
カミングの代名詞である「サークルシャツ」は、エッジを完全に仕上げることでより精密な仕上がりとなった。ショールームでは、ニュートラルカラー、テーラリング、そしてより大胆なピースのセクションに分けてルックが展示された。
彼は、鮮やかな色彩を抑え、自身の即興的なタッチを保ちつつも、よりコントロールされた何かを追求しようと試みたと語った。