パリのアズディン・アライア財団は、7月6日に展覧会「Azzedine Alaïa et L’Afrique」を開幕した。この展覧会は、アライアの出生地であるアフリカから彼が生涯受けたインスピレーションに焦点を当てている。会場には、数十年にわたる彼の創作活動の中から厳選された62点のルックが展示されている。
キュレーターのオリヴィエ・サイヤール氏は、本展はアライアのコレクションにおけるアフリカの文化、素材、美学からの広範な影響を明らかにしていると述べた。展示品には、2015年と2016年のラフィア素材のアンサンブルや、1987年のタカラガイ(貝殻)をあしらったジャケット、1990年のマクラメ編みのドレスなどが含まれている。サイヤール氏は、1980年代のケニア旅行でマサイ文化に魅了されたアライアの関心や、チュニジアの伝統的な窓「マシュラビーヤ」から着想を得た光と影のテーマなどについて言及した。ゴールドの作品はクレオパトラを彷彿とさせ、オリーブやレンガ色といった色彩は、カラーリストとしての彼の卓越した技術を反映している。本展は、ケ・ブランリ美術館 - ジャック・シラク美術館で開催されているアフリカ関連の展覧会と約1週間期間が重なる。サイヤール氏は、アライアにとってアフリカとは特定の図像ではなく、精神的な状態を意味していたことを強調した。