外務省は来年3月末までに、第三国間の平和仲介を担う新事務所を設置する。自由民主党と日本維新の会による連立合意に基づくもので、仲介から紛争後の復興支援まで一貫した援助を提供する見込みだ。
外務省は2026年3月末までに、第三国間の紛争解決を支援する平和仲介事務所を新設する。複数の情報筋によると、この事務所は外務省の外交政策局傘下に置かれる予定で、紛争の迅速な解決に向けた取り組みを強化する。
この動きは、与党である自由民主党(LDP)と日本維新の会(JIP)の連立合意に沿ったものだ。合意書では、この事務所を「国際社会の平和構築に向けた新たな外交ツール」と位置づけている。政府関係者は「日本は特別な役割を果たせる」と語る一方、「仲介は容易ではない」とも指摘した。
12月17日の記者会見で、林芳正官房長官はガザ地区の紛争を挙げ、平和仲介を通じた紛争解決支援の重要性が高まっていると述べた。林氏は「地域局の知見を活用した部門横断的なコーディネーターとして機能する事務所の設置は有益だ」と強調した。外務省の各地域局は、紛争関係者とのつながりを持っている。
この新事務所は、仲介から紛争後の回復・再建支援までの一貫した援助を提供し、日本外交の役割を拡大する可能性がある。