元自衛隊員の里奈・ゴノイ氏が受けた性被害をめぐり、政府が和解に同意した。政府は160万円の支払いを約束したが、元同僚からの補償や謝罪はないという。弁護士の太田愛子氏が明らかにした。
里奈・ゴノイ氏は自衛隊在籍中に性被害を受け、2022年に内部調査が取り下げられた後、YouTubeで自身の体験を公表し注目を集めた。日本では#MeToo運動が大きな広がりを見せなかったが、ゴノイ氏はその後も正義を求めて闘い続けた。
2023年12月の画期的な刑事裁判で、3人の元自衛官男性が彼女への暴行で有罪判決を受けたが、執行猶予付きの判決にとどまった。今回の和解は、政府と元同僚との間で成立し、政府は約1000万ドル相当の160万円を支払う。
太田愛子弁護士は「元同僚からの補償や謝罪はなかった」と述べた。この事件は、自衛隊内の性被害問題を浮き彫りにし、女性の権利に関する議論を喚起している。ゴノイ氏の勇気ある行動は、多くの被害者が声を上げるきっかけとなった可能性がある。