一部の接客業従事者が「デイリー・ワイヤー」に対し、昨年に比べて今年の確定申告で受け取った税金の還付額が増えたと語った。彼らは、ドナルド・トランプ大統領が掲げる「チップ非課税」政策については認識していなかったという。同メディアは、ワシントンD.C.のウェイトレスにインタビューを行っており、彼女は当初、還付額の変化を別の要因によるものと考えていたが、チップの減税措置について説明を受けると反応を示した。
「デイリー・ワイヤー」のインタビューに応じたサーバーやバーテンダーらは、今年の税金還付額が昨年より大きかったと語った。ただし、そのうち数名はドナルド・トランプ大統領の「チップ非課税」政策について聞いたことがないと回答した。
「デイリー・ワイヤー」が報じたあるやり取りでは、ワシントンD.C.にある「パール・ダイブ・オイスター・バー」のウェイトレスが、昨年は納税が必要だったのに対し、今年は還付を受けたと述べた。なぜ税務状況が変わったと思うかと尋ねられた際、彼女は当初、以前の職場でより多くの収入があったからだと推測し、チップに対する税制優遇措置については聞いたことがないと話した。その後、同政策について触れられると「それは私たちにとって良いことなのですか?」と問いかけ、トランプ氏について「彼がした良いことの一つかもしれない」と述べた。
同記事では、還付額の変化について当初は扶養家族の申告が理由だと考えていたが、チップの減税措置について聞いた後は、その差がその政策によるものだろうと語ったバーテンダーの例も紹介されている。
また記事は、「2025年は税金還付額が過去最高を記録した」という統計を引用し、平均還付額は前年比11%増の3,274ドルになったとしている。この数字はアメリカ進歩センター(Center for American Progress)のデータを基にしている。
さらに「デイリー・ワイヤー」は、トランプ氏がラスベガスでのイベントで、「ネバダ州の数千人のチップを受け取る労働者が、人生最大の税金還付を受けた」とこの政策を宣伝したことも報じている。
「デイリー・ワイヤー」は今回の変更を「チップ非課税」と表現しているが、他の報道では、この政策はチップ所得の全税を廃止するものではなく、対象となる労働者が、一定期間内に適切に報告された適格チップ所得のうち、一定額を控除できる連邦所得税の減税措置であると、より限定的に説明されている。