「ケタミン・クイーン」として知られるジャスヴィーン・サンガ被告が、マシュー・ペリーさんの死に関与したとして禁錮15年の判決を言い渡されました。同被告は昨年、死亡に至らしめたケタミンの流通など連邦法違反の罪で有罪を認めていました。ドラマ『フレンズ』のスターであったペリーさんは、2023年10月にケタミンの急性作用により亡くなりました。
マシュー・ペリーさんは2023年10月28日、ロサンゼルスにある自宅のホットタブで意識不明の状態で発見されました。54歳だった俳優の死因はケタミンの急性作用によるもので、溺死や冠動脈疾患も寄与因子とされました。2024年8月には、サンガ被告に加え、マーク・チャベス医師とサルバドール・プラセンシア医師、ペリーさんのアシスタントであるケネス・イワマサ氏、そしてエリック・フレミング氏の計5人が連邦法違反の罪で起訴されました。サンガ被告は同月の逮捕以来、連邦拘置所に収容されていました。検察側は、サンガ被告のノースハリウッドの自宅を大量の違法薬物取引の拠点と指摘しました。NBCニュースによると、同被告は自身のケタミン販売が引き起こした危害を顧みず、ペリーさんの死につながったことを知った後も販売を続けていたとされています。Variety誌によれば、当局は彼女が重大なリスクを認識していたにもかかわらず行為を続行したと指摘しました。弁護団は16ページにわたる答弁書を提出し、被告が自らの行為の責任を受け入れていると主張していました。デール・S・フィッシャー連邦地方裁判所判事は4月9日、禁錮15年と3年間の監視付き釈放を言い渡しました。ペリーさんの義父であるキース・モリソン氏は、Todayの取材に対し「極めて理性的な判決だ」と述べました。モリソン氏は「もちろん私たちはマシューをひどく恋しく思っていますが、加害者に対しても気の毒に感じます。今日、誰かが勝ったわけではありません」と付け加えました。事件に関与した他の人物らも処罰を受けており、サルバドール・プラセンシア医師はケタミン流通に関する4つの罪で有罪を認め、禁錮2年半の判決を受けています。また、マーク・チャベス医師はケタミン流通共謀罪で3年間の保護観察処分となりました。少なくとも3回のケタミン注射を行ったとされるペリーさんのアシスタントと、サンガ被告の仲間も有罪を認めており、判決を待っている状態です。