KTMは、元BMW Motorrad幹部のステファン・ライフ氏を、2026年4月1日付で新たな最高商務責任者(CCO)に任命した。ライフ氏は同社の執行役員会に加わり、販売、マーケティング、ブランド戦略、ディーラーネットワーク、およびアフターセールスを統括する。今回の人事は、ゴットフリート・ノイマイスターCEOの下で進められているブランド再建の一環となる。
KTMは、自動車および二輪車業界で25年以上の経営経験を持つステファン・ライフ氏の採用を発表した。ライフ氏は直近までBMW Motorradでカスタマー・ブランド・セールス部門のバイスプレジデントを務めていた。BMWでのこれまでの役職には、北米アフターセールス担当バイスプレジデント、欧州向け製品戦略および販売管理の責任者などが含まれ、部品、物流、価格戦略など幅広い分野を経験してきた。ライフ氏は自身のLinkedInで、グローバル販売、プレミアムブランド開発、電動化戦略、ディーラーネットワークの卓越性に関する自身の経験をKTMで活かせることを楽しみにしていると抱負を語った。ゴットフリート・ノイマイスターCEOは今回の採用について、「ステファン・ライフ氏という、極めて経験豊富で戦略的な強みを持つリーダーを迎え入れることができた。彼の国際的な専門知識、深い業界知識、そしてプレミアム二輪車セグメントにおける確かな実績は、当社の地位を大きく強化するだろう。この人事は、安定性、国際競争力、持続可能な成長という当社の戦略的焦点を支えるものだ」と高く評価した。この人事はステファン・ピーラー前CEOの退任に伴うものであり、親会社であるBajajが推進するコスト削減、KTMのブランド評判の回復、および製品戦略の精緻化を反映したものとなっている。ノイマイスター氏とBajajは、回復に向けてライフ氏のスキルを活用していく意向である。