北朝鮮の第一外務次官は、金与正氏の対韓国談話を「明確な警告」と表現し、ソウル側の肯定的な評価を「希望的観測」として一蹴した。張錦哲氏のこの発言は、無人機の北朝鮮領空侵犯に対する李在明大統領の遺憾の意を受けてなされたものである。同氏は韓国に対し、自らの過ちを認め、北朝鮮へ近づかないよう強く求めた。
北朝鮮の張錦哲第一外務次官は火曜日、金与正氏の談話について「明確な警告」であるとする声明を発表した。ソウル当局がこれを「前例のない好意的な反応」と見なしたことに対し、同氏は「白昼夢」であり「希望的観測」に過ぎないと否定した。
金正恩総書記の妹である金与正氏は、民間人による無人機の北朝鮮領空侵犯に対する李在明大統領の遺憾表明を受け、同大統領を「率直で寛大」と評していた。しかし張氏は、国連による北朝鮮の人権状況を非難する決議において韓国が果たした役割を挙げ、韓国は依然として北朝鮮にとっての「最も敵対的な国家」であると主張した。
北朝鮮は、最近の国連人権決議を「深刻な政治的挑発」と非難し、支持国に対しては責任を問うと警告した。一方、康勲植大統領府秘書室長は、李大統領の遺憾表明は南北間の信頼を回復し、朝鮮半島の緊張を緩和させるための「強力な」意志を示すものだと述べた。
専門家らは、平壌の素早い反応は、強硬な姿勢を取りつつも南北関係を依然として重視している可能性を示唆しており、進展に対する慎重な期待も垣間見えると指摘している。なお、金与正氏は昨年6月の就任以来初めて、李氏を「大韓民国の大統領」と呼称した。