セガは同社のアーカイブから、『ソニックアドベンチャー』の未公開コンセプトアートを明らかにしました。公開されたアートワークは、緑豊かな草原や多様な環境の中に、より伝統的なデザインのソニックが描かれており、製品版とは大きく異なるスタイルを示しています。これらの画像は、同フランチャイズの35周年を前に、ソニック公式SNSアカウントで共有されました。
セガのゲーム機「ドリームキャスト」のローンチタイトルとして登場した『ソニックアドベンチャー』は、手足が長く、現代的な都市を舞台にした新しいソニックの美学を打ち出しました。ソニックの生誕35周年を控え、セガはアーカイブを調査し、初期のコンセプトアートを公式SNSで公開しました。2026年5月1日、ソニック・ザ・ヘッジホッグ公式アカウントは「アーカイブから見つかった『ソニックアドベンチャー』の初期コンセプトアートを公開します」と投稿しました。スレッドで紹介された画像には、広大な緑の草原を見下ろすずんぐりとした体型のソニックや、スタジオジブリを彷彿とさせるクリーチャー、エッグマンの飛行船、不気味な城に佇むエミー・ローズ、そして手塚治虫作品のような特徴を持つ人間などが描かれています。これらは最終的なゲームのプロポーションや2000年代初頭の雰囲気とは対照的です。これらのデザインは、完成版の『ソニックアドベンチャー』よりも『ソニックCD』のスタイルに近いです。セガは詳細な背景については説明していませんが、このアートはアートディレクターの星野一幸氏が関与する前の段階のもので、ドリームキャスト用ハードへの移行前、セガサターンでの開発検討時に作成された可能性があると考えられます。このプロジェクトは、ソニックの3Dデビューを実現するために100名の開発者が携わる、セガ最大級のプロジェクトへと発展しました。ソニックの声やエッグマンのレイヴ風の服装など、『ソニックアドベンチャー』の特徴的なビジュアルは、25年以上にわたりシリーズの代名詞となってきました。セガが時代ごとのトレンドに合わせてフランチャイズを展開するアプローチは、任天堂の不変的なスタイルとは対照的です。