Sony Picturesは、ロサンゼルスの歴史的な映画館「Cinerama Dome」および「ArcLight Hollywood」の賃借と運営に向けた初期交渉に入った。同施設はPacific Theatresの破産に伴い、2020年から閉鎖が続いている。2024年にSonyが買収したAlamo Drafthouseが運営に関与する見通しである。
カルバーシティを拠点とする同スタジオは、サンセット通り6360番地に位置する物件のオーナー、Robertson Property Groupと賃貸契約の交渉を行っている。再開の時期など詳細は現在協議中である。
Cinerama Domeは1963年、3面スクリーンによるシネラマ方式の公開劇場としてオープンした。その後、市内有数の興行成績を誇るシネコンへと成長し、クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のプレビュー上映など、数多くのプレミア上映が行われてきた。
Pacific Theatresはコロナ禍によるロックダウンを経て同施設を永久閉鎖した。連邦破産法第7条の手続きにより、今後「ArcLight」という名称を使用することはできない。SonyとDecurion Corpはコメントを控えている。
Alamo Drafthouseは現在、ロサンゼルスのダウンタウンで10スクリーンの映画館を運営している。今回の合意が実現すれば、Sonyは興行ビジネスへの参入をさらに拡大することになる。