スクウェア・エニックスはGoogleとの提携を発表し、日本国内専用のMMORPG『ドラゴンクエストX』に、「おしゃべりスライム」としてAIチャットボット「Gemini」を導入すると明らかにしました。2012年にリリースされた本作にAIが実装されることで、プレイヤーとの会話や音声生成、ゲーム画面情報の解析が可能になります。開発ディレクターの安西崇氏は、この試みについて、新規プレイヤーの孤独感を和らげるためのものだと説明しています。
2012年にWii用ソフトとして発売され、2022年にはオフライン版もリリースされたものの、現在も日本国内専用であるスクウェア・エニックスのMMORPG『ドラゴンクエストX』が、GoogleのGemini AIを搭載したアップデートを予定しています。この発表は、2026年3月23日にVGCや産経新聞が報じた週末のプレスイベントにて行われました。新機能として導入される「おしゃべりスライム」は、シリーズでおなじみの青いスライムの姿をしており、プレイヤーはチャットを通じて対話を楽しめます。産経新聞によると、「プレイヤーがチャット機能を使ってスライムに話しかけると、自動的に音声が生成され、会話が成立する。AIがゲーム画面の情報を解析し、強敵を倒した際やレアアイテムを入手した際にスライムから話しかけてくることもある」とのことです。開発ディレクターの安西崇氏は、マルチプレイヤー環境で新規プレイヤーが感じる「孤独感」を解消するための手段として、このパートナーを提案しました。AIの機能制限やガイドラインなどの詳細はまだ不明であり、実装に関する具体的な情報は共有されていません。ドラゴンクエストシリーズの生みの親である堀井雄二氏は、今後3年から5年で、AIがすべてのゲームに変化をもたらすと述べています。今回の動きは、『Where Winds Meet』や『Fortnite』など、AIチャットボットを導入する他のゲームの試みに続くものです。