日本の開発者Cygamesは、AI特化の子会社の発表に対する反発を受け謝罪を発表した。同スタジオはファンに対し、現在ゲームで生成AIを使用していないことを保証し、今後の導入時には事前通知することを約束した。これは、ゲーム開発におけるAIの役割をめぐる業界内の議論が高まる中で起きている。
2026年1月9日、Cygamesは日本公式ウェブサイトでCygames AI Studioの設立を発表した。新子会社は、同社のゲーム開発ノウハウを活かしてAIモデルの研究開発を行い、他社向けサービスを提供することを目指す。Umamusume: Pretty DerbyやGranblue Fantasyなどのタイトルで知られるCygamesは、お気に入りのゲームに生成AIが使われる可能性を懸念するファンから即座に反発を受けた。 この論争は、ビデオゲーム業界における人工知能、特に生成AIをめぐる激しい議論が続いている中で激化している。最近の例として、Arc RaidersやCall of Duty: Black Ops 7のようなゲームがこの技術を導入したことに対する反発がある。Cygamesシリーズのファンは、AIがゲームの背後にある手作業の職人技を損なうのではないかと恐れている。 対応として、2026年1月14日、CygamesはソーシャルメディアプラットフォームXで声明を投稿し、生成AIをめぐる現在の社会的議論に触れなかった「簡略化された」元の発表が引き起こした「懸念」に対して謝罪した。同スタジオは「生成AIで制作されたアートは製品に使用されていない」と明確にし、現在のすべてのゲームは「スタッフの技術的ノウハウと手作業」で作られたものであると説明した。 Cygamesはさらに、コミュニティへの事前通知なしに「生成AIを[自社]製品に実装しない」と約束した。同社はゲームクリエイターやアーティストへの高い敬意を強調し、自由な表現を尊重しつつ最高のエンターテイメントを提供する意向を示した。最後にファンと支援者への再謝罪で締めくくった。 この声明はプレイヤーを安心させる狙いがあるものの、一部は事前警告だけではなく生成AIの使用自体を望まないままだ。CygamesのUmamusume: Pretty Derbyは昨年The Game Awardsで最優秀モバイルゲーム賞を受賞し、同スタジオの業界での地位を象徴している。関係者は今後のリリースでAI統合の有無を注視するだろう。