テネシー州の大陪審は、13歳のサバンナ・コープランドさんを刺殺したとして、16歳のマラカイア・ハリス容疑者を一級殺人の罪で起訴した。2024年10月にノックスビル近郊で事件が発生した当時15歳だったハリス容疑者は、トレイルで少女を93回刺した疑いが持たれている。裁判所は今年初め、同容疑者を成人として裁判にかけるとの判断を下した。
マラカイア・ハリス容疑者は、サバンナ・コープランドさんを殺害したとして一級殺人の罪で大陪審に起訴され、成人として裁判を受けることになった。事件は2024年10月22日の早朝、コープランドさんがハリス容疑者ら兄弟とベイプ(電子たばこ)を吸うために自宅をこっそり抜け出した際に発生した。捜査当局によると、身長150センチ強のコープランドさんはハリス容疑者にとって脅威となる存在ではなく、逃げようとして地面に倒れ込んだ後も執拗に刺され続けた。地元NBC系列局のWBIRが報じた捜査当局の資料によると、ハリス容疑者と兄弟は遺体をトレイルに残したまま徒歩で帰宅したという。ハリス容疑者は兄弟に対し「お前は『正当防衛だった』とだけ知っていればいい」と語ったとされ、取り調べに対しては「振り返ったら彼女が襲いかかってきた」と主張した。翌日、学校に登校したハリス容疑者は当時のガールフレンドに「初めて人を殺した」と語り、事件当夜には友人に「成し遂げた」とメッセージを送っていた。コープランドさんの母親は翌朝、娘の行方不明を届け出た。警察によると、サバンナさんの双子の兄弟とハリス容疑者の兄弟は友人同士だった。殺害の動機は特定されていない。サバンナさんの父マイケル・コープランドさんは、地元CBS系列局のWVLTに対し、「何らかの明確な動機があるわけではないのではないかという恐ろしくてたまらない不安があり、この件に関して納得のいく答えは得られないだろう。そのことが何よりも胸を締め付ける」と悲痛な胸の内を語った。パウエル中学校に通っていたコープランドさんは、テネシー大学で法人類学を学ぶことを志していた。追悼文には、彼女が家族や友人、そして芸術を愛していたことが記されている。