東京電力ホールディングスは水曜日、津波で被害を受けた福島第一原子力発電所の核燃料デブリ除去プロジェクトで使用する新型ロボットアームを公開した。この22メートル長のアームは、従来の釣り竿状装置よりも広い範囲からデブリを回収できる。次月設置を予定し、今秋に第2号機での3回目の試験を開始する見込みだ。
東京電力ホールディングス(東電)は2026年2月26日、福島第一原子力発電所の核燃料デブリ除去作業に活用する新型ロボットアームを公開した。この装置は、国際原子力除染研究機構が2017年から開発を進めてきたもので、全長22メートルに及ぶ。従来の釣り竿状装置が第1・第2回の試験でそれぞれ0.9ミリグラムのデブリしか回収できなかったのに対し、新アームはより広い範囲からデブリを掴むことが可能だ。福島第一原発では、1・2・3号機に約880トンの高放射性燃料デブリが残存していると推定されている。東電は次月中にこのロボットアームの設置を開始し、今秋に2号機でのデブリ回収の第3回試験を実施する予定だ。一方、大規模なデブリ除去作業は3号機で2037年度以降に開始される見通しで、1・2号機向けの具体的な除去方法は現在検討中である。この取り組みは、2011年の東日本大震災と津波による原発事故の後片付けの一環として進められている。