香港行政会議メンバーの林正財氏は、香港の若者に対するメンタルヘルス支援について、ハイリスクと分類された層以外にも対象を広げるべきだと訴えた。
香港行政会議のメンバーである林正財氏は、ハイリスクというレッテルだけでは、実際に支援が必要な子どもたちを完全に見極めることはできないと指摘した。同氏は「日常生活でストレス要因が見当たらず、中流家庭で育ち、学業も優秀で、いじめもなく、友人関係も良好だった子どもが自ら命を絶つという痛ましいケースを目の当たりにしてきた」と語った。林氏はその要因としてソーシャルメディアを挙げ、有害なコンテンツへの接触やオンライン上でのいじめがデジタル社会で深刻化している点に言及した。同氏は、自殺のリスクがゼロの子どもは現代には存在しないと強調し、予防と支援の取り組みをすべての若者を対象に行うべきだと述べた。