Wiredの記者がDoorDashの新しいアプリ「Tasks」を試し、洗濯や料理といった日常的な動作を動画で撮影してAIモデルの学習に提供する実験を行った。ギグワーカーはこうした動画を撮影することで報酬を得る仕組みで、アプリは撮影中に手が映っているかを監視する。この機能は、AIに関連した新たな形態のギグワークとして注目されている。
DoorDashは、ユーザーが日常的なタスクを行う動画を撮影し、その報酬を得ることで人工知能モデルの学習を支援するギグワークアプリ「Tasks」を立ち上げた。2026年3月21日に公開されたWiredの記事の中で、記者は実際にこのアプリを試した様子を報告している。記者は汚れた靴下や下着を洗濯機に入れる様子を撮影し、その際iPhoneのカメラのフラッシュがアイテムを照らしたことに触れた。手がフレームアウトするたびにスマホから大きな警告音が鳴り、「指を映してください!(Gotta see those fingers!)」というメッセージが表示されるため、指が常に映るように調整する必要があったという。記者は、これがフェティシズム的なコンテンツではなく、DoorDashのTasksアプリを通じた正当なギグワークであることを強調した。その他、卵をかき混ぜる様子や公園を歩く様子なども撮影対象として挙げられている。本記事に関連するキーワードには、アプリ、人工知能、機械学習、ロボットなどが含まれる。このアプリは、ギグワーカーによるマイクロタスクを通じてAIデータ収集へと事業を拡大するDoorDashの動きを象徴するものとなっている。