アジア開発銀行(ADB)は、輸出の増加と民間消費の改善を背景に、韓国の2026年の成長率見通しを1.9%に引き上げた。これは12月の予測から0.2ポイントの上昇となる。この見通しは、IMFや韓国開発研究院(KDI)の1.9%という予測と一致しており、韓国銀行(中央銀行)は2%の成長を見込んでいる。
韓国企画財政部は金曜日、アジア開発銀行(ADB)が今年の韓国の成長率見通しを1.9%に引き上げたと発表した。マニラに拠点を置く同銀行の修正予測は、世界的な産業サイクルの上向き局面における半導体輸出の好調さに加え、拡張的な財政政策や政策金利の引き下げが内需回復を支えるとの期待を反映している。
ADBはまた、半導体、防衛、バイオテクノロジーといった戦略的分野への政府支出増加による効果を挙げた。一方で、米国による追加関税措置の可能性、建設活動の低迷、AI関連チップ需要の不確実性といった下方リスクを強調した。
同省は、ADBの見通しについて、2月下旬の米・イスラエルによるイランへの攻撃以降に広がった経済的不確実性を踏まえ、中東情勢が1か月以内に安定することを前提としていると説明した。また、韓国の補正予算による効果は織り込まれていないため、実際の成長率は異なる可能性があると指摘した。
2027年については、ADBは韓国経済が1.9%成長すると予測している。