カリフォルニア州控訴裁判所は、2003年に発生したジャスティン・ヴァンダーシュートさん殺害事件に関し、ブランドン・フェルナンデス受刑者が自身の第二級殺人罪の取り消しを求めた申し立てについて、2024年に下された棄却判決を取り消した。2025年12月31日の判決により、本件は新たな審理を行うため下級審に差し戻された。フェルナンデス受刑者の当初の司法取引では、懲役15年から終身刑の判決が下されていた。
この差し戻しは、直接的な殺害を行っておらず、かつ殺意もなかった被告人の刑事責任を軽減するカリフォルニア州の殺人罪に関する法改正を受けたものである。フェルナンデス受刑者は、自身は事後の従犯に過ぎず、犯罪の隠蔽に協力するよう強要されたと主張してきた。
当時17歳だったジャスティン・ヴァンダーシュートさんは、プレイサー郡にて交際相手のダニー・ベゼマーによって絞殺され、フェルナンデス受刑者がそれを手助けしたとされる。両名は2005年に捜査当局への自供を経て有罪を認めていた。ベゼマーには懲役25年から終身刑が言い渡されている。
ヴァンダーシュートさんの遺族は、フェルナンデス受刑者の再審請求に反対しており、同受刑者は依然として危険な存在であり、責任を認めていないと述べている。今後、有罪判決を維持するかどうかを判断するための新たな証拠審問が予定されている。
フェルナンデス受刑者の弁護人は、クライアントは殺害そのものではなく事後の隠蔽に関与したのみであり、殺人罪の責任を負うべきではないと主張している。