Audiのチーム代表であるマッティア・ビノット氏は、2026年F1シーズン開幕戦のGPSデータを分析した結果、同チームのシャシー性能がグリッド上で4番手につけていると明かしました。チームはコンストラクターズランキングで現在9位に沈んでおり、最高成績はオーストラリアGPでの9位となっています。ビノット氏は、改善が必要な最大の領域としてパワーユニットを挙げました。
ビノット氏はポッドキャスト番組「Beyond the Grid」に対し、R26マシンのコーナリング性能は良好であり、シャシーの評価は風洞試験やシミュレーターの結果とも合致していると語りました。シャシー性能についてはフェラーリ、メルセデス、マクラーレンに次ぐ位置にあるとしています。これまでの結果は信頼性のトラブルによって制限されており、開幕戦オーストラリアGPと中国GPでは、技術的な問題により片方のドライバーが出走できない事態もありました。ガブリエル・ボルトレートがオーストラリアGPで記録した9位が、現時点でのチーム最高成績です。ビノット氏はパワーユニットの性能差を2027年までに解消することは難しいとし、パフォーマンス、制御、ドライブアビリティの面で有意義な向上を図る現実的なターゲットを2028年に設定しました。組織全体に勝利のメンタリティを浸透させつつ、2030年までにタイトル争いに加わることを長期的な目標としています。