カリフォルニア州の放射線科医がテスラ車を運転し、崖から転落させて家族を殺害しようとしたとして起訴されていた事件で、精神保健プログラムを完了したことを受け、起訴が取り下げられた。ダルメシュ・パテル被告は、月曜日の裁判所の決定により釈放された。
ダルメシュ・パテル被告は2023年1月、テスラ・モデルYを運転中に「デビルズ・スライド」の高さ約76メートルの崖から転落させ、妻と2人の幼い子供を負傷させた。同被告は殺人未遂罪3件に問われていたが、裁判を受ける代わりに精神保健改善プログラム(Mental Health Diversion Program)に送致されていた。
プログラムは2年間続いた。医師団はパテル被告の経過は良好であると報告し、妻も子供たちが父親を恋しがっているとして起訴を望まない旨を証言していた。精神保健改善裁判所で行われた3日間の審理を経て同被告に有利な判断が下され、自宅軟禁を経て今回の起訴取り下げに至った。
サンマテオ郡のスティーブ・ワグスタッフ地方検事は、パテル被告が治療計画を完了した以上、法律に基づき裁判官は事件を棄却せざるを得なかったと説明した。パテル被告は昨年12月、カリフォルニア州の医師免許を返納している。