4月17日、カンザス州ウィチタのアパートで別居中の妻アイビー・アンルーさん(25)を射殺したとして、ジョシュア・オーランド容疑者(29)が第1級殺人の容疑で起訴された。PBSカンザスの放送エンジニアであり元米海兵隊員だったアンルーさんは、4月20日に搬送先の病院で死亡した。オーランド容疑者は150万ドルの保釈金で勾留されている。
4月17日午前8時過ぎ、カンザス州ウィチタのイースト37番ストリート・ノースにあるレミントン・アパートメントで銃撃事件が発生したとの通報を受け、警察が出動した。ウィチタ警察、ベルエアー警察、セジウィック郡保安官事務所の警察官らは、同アパートの5号棟付近で上半身に銃撃を受けたアンルーさんを発見した。ウィチタ警察のプレスリリースによると、現場では銃器が押収された。アンルーさんは病院に搬送されたものの、3日後の4月20日に死亡した。セジウィック郡の裁判所記録によると、オーランド容疑者は現場で逮捕され、当初は加重暴行罪で起訴されていたが、アンルーさんの死亡を受けて殺人罪で再逮捕された。4月21日に地検へ事件が送致され、正式に起訴された後、4月22日に初出廷した。予備審問は5月5日に予定されている。アンルーさんはPBSカンザスで放送エンジニアとして勤務しており、同僚からは意欲的で信頼のおける、聡明な人物だったと評されていた。PBSカンザスのビクター・ホグストロム社長は、KAKE-TVに対し、「ニュースを聞いたときは大きな衝撃を受けました。報告を受けた瞬間、思わず両手で机を叩いて『えっ、何だって?』と叫んでしまいました。信じられませんでした」と語った。遺族はGoFundMeで募金活動を開始し、アンルーさんの海兵隊での従軍経験や、過去にドメスティックバイオレンス(DV)に直面していたことについて言及している。募金ページには、「彼女は危険な状況から立ち去る勇気を持っていましたが、悲劇的なことに、それでも命を奪われてしまいました」と綴られている。捜査当局は本件をドメスティックバイオレンス事件として扱っている。