元プロテニス選手のティム・ヘンマン氏とジョン・ロイド氏が、カルロス・アルカラスやヤニック・シナーといったトップ選手の負傷が相次いでいる現状を受け、テニスの大会日程を大幅に見直すよう求めた。
ヘンマン氏はガーディアン紙に対し、カレンダーの見直しが必要であり「少ない方が豊かである(less is more)」という考えを主張した。同氏は、マスターズ1000の大会期間を8日か9日に短縮し、トップレベルの試合の合間に休養期間を設けることを提案している。
「私は12日間に及ぶマスターズ1000の形式には賛成できません」とヘンマン氏は語った。「身体的にも精神的にも疲弊します。私の意見としては、シーズン全体を短縮する方向で検討すべきです」
2026年シーズンでは、主に身体的な問題を理由にHSBC選手権での棄権が17件発生している。アルカラスはバルセロナ・オープンで負った手首の怪我により4月から戦線を離脱しており、ウィンブルドンも欠場する見通しだ。
シナーは全仏オープンで、フアン・マヌエル・セルンドロに対し2セット先取しながらも、めまいを訴えて逆転負けを喫した。その後トリノとミラノで検査を受け、ウィンブルドン前の芝コートの大会をスキップしている。
ロイド氏もTennis365へのコメントでカレンダーを批判しており、少なくとも準々決勝以降の男子の試合について、グランドスラムを3セットマッチに変更することを提案している。