米連邦準備制度理事会(FRB)は2024年後半から断続的に利下げを行っているが、債券市場が中央銀行の政策指針に追随しなくなったことで、長期借入コストは高止まりしている。
2025年9月時点で米国の連邦債務は37.6兆ドルに達し、2025会計年度の利払い費は1.2兆ドルとなった。財務省は同年度、満期を迎える債務の借り換えや新たな資金調達のため、30.2兆ドルの市場性証券を発行した。FRBが2024年末までに3回の利下げで計100ベーシスポイント(bp)の引き下げを行った際、10年物米国債利回りはほとんど変動しなかった。2025年9月、追加の利下げが行われた後も、利回りは前年からほぼ横ばいで推移している。