米連邦道路管理局(FHWA)は、「実績のある安全対策」リストから自転車専用レーンや速度違反取り締まりカメラなど5つの項目を除外し、対象を28項目から23項目に縮小した。安全対策の専門家や元当局者らはこの決定を批判しており、事故削減に効果的として同局が以前推奨していた戦略を退けるものだと指摘している。
米運輸省は、今回の改訂について、安全対策リストを現政権の政策や優先事項に合わせるためのものだと説明し、以前の対策の一部は車線容量を減少させ、渋滞を悪化させる変更であったと位置づけた。(kpbs.org)
ショーン・ダフィー運輸長官は自身のSNS投稿で、対象となった自転車関連インフラを「DEI(多様性・公平性・包摂性)自転車レーン」と呼び、一部の交通安全擁護団体から批判を浴びている。(kpbs.org)
公共メディアの報道によると、FHWAは今回の変更について独自の公式発表を行っておらず、先週後半になって安全対策の専門家たちがリストが短縮されていることに気づいたという。(kpbs.org)
2021年に同取り組みを拡大し、28項目とした際の当時のFHWA局長代理ステファニー・ポラック氏は、安全に関する決定はエビデンスに基づいて行われるべきだと述べた。(kpbs.org)
このリスト自体には直接的な資金提供の義務はないが、州や地方の交通機関が計画や安全対策に取り組む際の指針として広く活用されている。(kpbs.org)
2021年の拡充時にFHWAが公開した資料では、自転車専用レーンと速度違反取り締まりカメラの両方が、特定の条件下における「実績のある戦略」として推奨されていた。例えば、2021年のFHWAの小冊子では、自転車レーンの設置が2車線道路における事故を最大30%削減できる可能性があると記述されており、速度違反取り締まりカメラも実績のある対策として含まれていた。(kpbs.org)