エルサルバドル出身の不法移民の男が、5月にユタ州デイビス郡で自宅の外にいた71歳の元陸軍・空軍兵を射殺したとして起訴された。アクセル・エドゥアルド・チャベス=マロキン容疑者(24)は6月16日にネバダ州で逮捕され、その後ユタ州に移送された。
ジェームズ・ランデル・“ランディ”・ウィッテンさんは、自宅のポーチで飾り付けをしていたところ、チャベス=マロキン容疑者が車から飛び出し、背中に向かって約10発を発砲したとされる。容疑者は現場から逃走したが、目撃者が不審な運転や車から物が投げ捨てられる様子を通報したため、警察は後にラスベガスで車両を発見した。
チャベス=マロキン容疑者は2021年に不法入国し、国内に解放されていた。同容疑者はカリフォルニア州でドメスティックバイオレンス(DV)による逮捕歴と有罪判決を受けていたが、同州ではサンクチュアリ(聖域)政策の下で、地元当局が米移民税関捜査局(ICE)による身柄拘束要請を無視していた。
当局によると、容疑者は犯行のわずか数時間前にユタ州に到着していた。検察側は同容疑者を逃亡の恐れがあると指摘しており、ICEは再び身柄拘束要請を出している。同容疑者は、危険な武器を使用した殺人などの罪に問われている。
ローレン・ビス国土安全保障省次官補は、この事件はサンクチュアリ政策がいかに人命を危険にさらすかを示すものだと述べ、容疑者を国外退去させるために協力するよう求めた。